
本記事のタイトルにもある通り、CUBIC適性検査で落ちる理由は主に3つしかありません。
※CUBICの詳細は「CUBIC適性検査・WEBテストとは?どんなテスト内容?スマホで受検可能?時間は15分?20分?」にまとめています。
今回はCUBICを今までに100回以上も受検してきたCUBICマスターの私ケイタが、CUBIC適性検査で落ちる理由3つと、落ちないためにできることをご紹介します。
CUBICを受検予定の就活生や転職活動中の社会人は落ちる理由をしっかりと理解した上で本番の試験に臨みましょう。
ちなみにですが、たった3時間の勉強でCUBICが通過してしまう勉強法があります。
これさえあれば落ちるリスクを極限まで減らし、少ない努力で内定に大きく近づきます。
これは私が100回以上ものCUBIC受検を通して生み出した、どの本にも載っていない超コスパの良い究極の勉強法です。
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CUBIC適性検査で落ちる理由3つと落ちないためにできること
CUBIC適性検査で落ちる理由は以下の3つです。
- 能力検査の点数が低い
- 能力検査の特定科目の点数が低い
- 性格診断の結果が企業の社風などと合わない
それぞれの詳細は以下です。
1:能力検査の点数が低い
まず前提として、CUBICで用意されている科目は以下の6つです。
科目 | 問題数 | 試験時間 |
---|---|---|
言語 | 20問 | 4〜10分 |
数理 | 20問 | 15〜40分 |
論理 | 20問 | 15〜40分 |
図形 | 20問 | 5〜15分 |
英語 | 20問 | 10〜15分 |
性格 | 91問または123問 | 30分〜制限時間なし |
このうち、言語・数理・論理・図形・英語は受検者の学力を測定する科目(=能力検査)となっています。
各科目では以下の例題のように、中学・高校で学習する内容をもとにした問題が出題されます。
【言語の例題】
以下の文章の空欄部分に、最も適切なものはどれか。
会議に参加した全員が、彼女の当を【 】意見に感心した。
- 開いた
- 切った
- 導いた
- 絞った
- 収めた
- 得た
【解答&解説】
正解は6・・・(答)です。
「当(とう)を得る」は「道理にかなっている」という意味です。
【数理の例題】
30gの食塩に何gの水を加えると濃度6%の食塩水になるか。
- 180g
- 200g
- 400g
- 470g
- 500g
- 550g
【解答&解説】
正解は4・・・(答)です。
30gの食塩にA[g]の水を加えるとします。
すると、30/(30+A)×100=6という方程式を立てられるので、30×100=6(30+A)より、3000=180+6Aとなるので、6A=2820より、A=2820÷6=470[g]が求まります。
※「図形」の例題は割愛させていただきます。「図形」の例題は「CUBIC適性検査の図形問題とは?例題でわかりやすく解説!」で取り上げているので、ぜひ参考にしてください。
【論理の例題】
10人の生徒がいる。この中で英語を話せるのは7人、フランス語を話せるのは6人、日本語を話せるのは9人いる。このとき、英語とフランス語の両方を話せる人は少なくとも何人いるか。ただし、いずれの学生も英語、フランス語、日本語のいずれか1つは話せるものとする。
- 1人
- 2人
- 3人
- 4人
- 5人
- 6人
【解答&解説】
正解は3・・・(答)です。
英語とフランス語の話せる人を足して、10人を超えた分が少なくとも両方を話せる人となります。
よって、答えは7+6-10=3[人]となります。
※CUBICの論理について詳しく学びたい人は「CUBICの論理を例題で徹底解説!WEBテスト受検者は必ずチェックしておこう」をご覧ください。
【英語の例題】
2つの英文がほぼ同じ意味を表すために、空欄にあてはまる、最も適当なものはどれか。
I don’t agree your opinion.
I’m 【 】 your opinion.
- beside
- on
- against
- about
- not
- support
【解答&解説】
正解は3・・・(答)です。
1つ目の英文の意味は「私はあなたの意見に賛成しません」です。
「against」は「〜に反対して」という意味です。
※CUBICの英語について詳しく学びたい人は「CUBIC適性検査の英語を完全解説・問題付き!英語なしもあり得ます」をご覧ください。
能力検査の点数が低いと落とされる可能性は十分にあります。
CUBICの能力検査で落ちないためのポイントは、当たり前ですが事前に各科目の勉強・対策を入念に行うことです。
多くの企業は
- 言語・数理・性格検査の3科目
- 言語・数理・論理・性格検査の4科目
のどちらかを採用しているので、言語・数理・論理の対策を重点的に行うことをおすすめします。
各科目の対策方法については「CUBIC適性検査の対策方法・勉強方法を科目別に解説!10時間の勉強で通過する極秘裏ワザとは?」で詳しく解説しているので、ぜひ合わせてご覧ください。
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2:能力検査の特定科目の点数が低い
企業の中には、能力検査の特定の科目の点数のみを重視しているところもあります。
例えば、普段の業務で英語を使う機会が多い企業では、英語の点数を特に重視する場合があります。
その場合、残りの言語・数理・論理・図形の点数はそこまで重視されません。
そのような企業では、言語・数理・論理・図形で高得点を取れたとしても、英語の点数が低ければ落ちる可能性があるのでご注意ください。
「ONE CAREER」や「就活会議」などでは、特定の企業がどの科目を重視しているかが記載されている場合もあります。
なので、CUBICを受検予定の人は自分が受検する企業の情報を事前に収集してから試験を受検することをおすすめします。
3:性格診断の結果が企業の社風などと合わない
能力検査の点数が高かったとしても、性格診断の結果が企業の社風や求める人物像などと合わない場合は落ちることもあります。
CUBICの性格診断は1部〜3部に分かれており、
- 社会性
- 性格
- 意欲・欲求
- 関心領域
の4つの側面から受検者の適性を診断します。
それぞれの概要は以下の通りです。
項目 | 診断内容 |
---|---|
社会性 | 業務遂行のために必要な社会性 |
性格 | 性格の特徴 |
意欲・欲求 | どんな欲求が強いか |
関心領域 | どんな分野への関心が強いか |
※CUBICの性格診断の詳細は「CUBIC適性検査の性格診断・個人特性分析とは?問題付き!対策はできる?結果のサンプルも!」をご覧ください。
性格診断で落ちないためにできることは、事前に企業がどんな人物像を求めているか?や企業の社風などを調べることです。
企業によっては採用ホームページなどで「求める人物像」を公表しているところもあります。
例えば、以下は花王株式会社の採用ホームページですが、「花王で共に目指す人財像」として以下の5項目が公表されています。

大志:花王を舞台にして、実現させたい夢がある人
挑戦:自ら高い目標を掲げ、果敢に挑み続けられる人
共生:「Kirei」な未来を創るべく、多様な価値観を尊重して協働できる人
正道:高い倫理観をもって行動できる人
探求:変化する環境下で本質を見極め、絶えず価値創造に努める人
CUBICに限らずですが、適性検査(WEBテスト)の性格診断を受検する人は必ず事前に企業研究を行いましょう。
しかし、性格診断では用意された質問に対して正直に回答することをおすすめします。
CUBICに限らず、ほとんどの適性検査(WEBテスト)の性格診断では、受検者が嘘をついたり自分の性格を偽って回答したと考えられる場合、その可能性が高いことが企業に伝えられます。
適性検査(WEBテスト)の性格診断では、以下の例題のようなほぼ同じ内容の質問に対して、受検者が矛盾した回答をしていないかを調べています。
【例題】
以下の文章は、普段思っていることにどの程度あてはまりますか。最も近い番号を1〜4の中から1つだけ選択してください。
・自分のことをよくわかって行動してきた。
・自己分析能力には自信がある。
- いいえ
- 少しそうだ
- かなりそうだ
- 非常にそうだ
適性検査(WEBテスト)の性格診断では嘘をつかず、ありのままで回答するのが基本ですが、常識的に考えて「はい」や「非常にそうだ」「かなりそうだ」と回答すべき問題などに遭遇した場合は多くの受検者が回答しているであろう回答に合わせるようにしましょう。
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今回はCUBIC適性検査で落ちる3つの理由について解説しました。
CUBICで出題される問題の難易度はそこまで高くはないので、しっかりと勉強・対策をしておきましょう。